なんでも屋 神…第一幕
今、二人は夢の中の住人…。



松の見ている夢は分からないが、どうか悪夢でない事を祈ろう。



松の隣では、悪夢の中で必死に藻掻き苦しむ俺…。



今の俺は、悪夢の中の住人。



そこには花畑では無く、髑髏の山が広がっている。



真美…ごめん。待ってくれ、代わりに俺がそっちへ行くよ…。



悪夢の中の真美は、絶対的な力を持ち、禍々しい程の大鎌を携えている死神に連れ去られようとしている。





俺の安っぽい言の葉など、届く筈は無い…。
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