Jam Diary ~3ヵ月で何度、トキめきますか?~

「それで……はるかは、これからどうすんの?」


タケルのこと、やっぱり気になってるんじゃないの……?


「んー、そうだなぁ」

と言いながら、はるかは甘えた猫のような仕草で、コロンと床に転がった。


「やっぱり彼氏が欲しいな~。愛し愛される、すてきな彼!」

「あははっ。あんた、ホントに懲りないねぇ」

「だって恋愛暴走族だしー」


口ではそう言ってるけど、今までのはるかとは少し雰囲気が違う。

きっとタケルやダイスケとの恋を経て、何かが変わったんだと思う。


「……ま、あんたのそういうタフなとこ、割とカッコイイと思うよ」


あたしの言葉を聞いたはるかが、テレくさそうにシュシュールを抱きしめた。

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