地味子の秘密 其の弐 VS金色の女狐
ガーン………


陸に勝ったと思ったのに…
完敗だし!


なんでぇ――……?





腰に回された腕が、強くなった。


キスが激しくなって
何も考えられない……。


ただ陸に応えようと
舌を絡める。



いつの間にか、腕は陸の首に回り

体を預けるような態勢になっていた。





陸の腕、唇、息から熱が伝わり…

あたしはアイスになった感じ…

体中がとろけていきそう。







陸が膝と脇に手を差し込み、持ち上げる。





そのまま優しくベッドに寝かされた。


ベッドから香る陸の匂い


甘くて…あたしの頭を麻痺させる。




「…り……く………」


すぐに陸があたしに覆いかぶさり

キスをする………




離れるのが嫌で、首に回す手に力を入れた。





「………杏。」


「…………ん?」
< 158 / 698 >

この作品をシェア

pagetop