禁色の囚人~きんじきのとらわれびと~
どうやって話したらいいのか?
分からない。
「じゃあさ、神楽さんとはどうなってるんだ?」
晴沢の視線だけが、あたしの顔に向けられてる。
「……音信不通。」
それが答えられる全て。
「音信不通!?冗談でしょ?」
切なそうな顔の英里奈が、急に顔をあげてビックリしてる。
「本当に。音信不通なの…3日前から。」
「3日前って…あの電話の日でしょ?だったら、あの電話は?」
「神楽でしょ。」
確信なんかないけど。
そう考えなければ、つじつまが合わないから。
分からない。
「じゃあさ、神楽さんとはどうなってるんだ?」
晴沢の視線だけが、あたしの顔に向けられてる。
「……音信不通。」
それが答えられる全て。
「音信不通!?冗談でしょ?」
切なそうな顔の英里奈が、急に顔をあげてビックリしてる。
「本当に。音信不通なの…3日前から。」
「3日前って…あの電話の日でしょ?だったら、あの電話は?」
「神楽でしょ。」
確信なんかないけど。
そう考えなければ、つじつまが合わないから。