DARK†WILDERNESS<嘆きの亡霊>
(―4―)






「う……あああっ……」

激しい頭痛に思わずあげた自分の声に、ハッとして目を開く。

「……っ……ここは……」

目を開いたものの視界は真っ黒で、痛むこめかみを押さえながら周りを見回すものの、視界に映るものはない。

辺り一面を闇が支配していた。

「……寒い……」

皮膚の奥底まで染み込んでくるような冷気に気付き、大きく身を震わせ

「わたしは、何を?」

幾分やわらいできたものの、まだズキズキと悲鳴を上げる頭で、何故こんな状況に置かれているのか考える。

「……?」

だが、周囲を覆い尽くす暗闇に頭の中まで侵食されたのか、思い浮かべることが出来ない。

求める答えは抜け落ち、どこか朦朧とした意識は、気を抜けば今にも脆く崩れてしまいそうだった。


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