DARK†WILDERNESS<嘆きの亡霊>
(―5―)






目を開けるのが怖かった。






この先に何が自分を待っているか、知っているから。






閉じた瞼の裏、駆け巡る記憶。






五年前大切なものを無くしたあの日の光景。






忘れた日はない。






閃光と轟音がもたらした闇に奪われた意識。






その後に見た。







あの日の風景を――









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