DARK†WILDERNESS<嘆きの亡霊>
(―8―)
「大丈夫かねえ……」
ミカエルの後姿を見送っていたアンナがそれでも不安げにつぶやく。
元々この兵士の身柄を拘束するためにやってきたと言っていたミカエル。ましてや兵器である守護天使に慈悲の心など存在するのだろうかという懸念が素直に信用することを許さない。
アンナの言葉にジョセフとディラハン兵も微かに表情を強張らせた。
だが、
「大丈夫だよ」
そんな曇った空気を払うように明るい声が響く。
ひとり笑顔を漲らせたジノが自身満々に断言した。
「守護天使様は優しいんだよ……だって僕を助けてくれた人も守護天使様だもの。ミカエル様に会って、今お話聞いてて、僕わかっちゃった。ね、そうでしょランスさんもそう思うでしょ?」
「そうですね」
キラキラと瞳を輝かせて尋ねるジノに、ランスは柔らかい笑みで頷く。
「どういうことだい?」
二人の会話の内容がわからずアンナが首を傾げると、
「以前、ジノを助けてくれた女の子のことを話したでしょう?」
ランスはそう言ってアンナに向かって微笑んだ。
「大丈夫かねえ……」
ミカエルの後姿を見送っていたアンナがそれでも不安げにつぶやく。
元々この兵士の身柄を拘束するためにやってきたと言っていたミカエル。ましてや兵器である守護天使に慈悲の心など存在するのだろうかという懸念が素直に信用することを許さない。
アンナの言葉にジョセフとディラハン兵も微かに表情を強張らせた。
だが、
「大丈夫だよ」
そんな曇った空気を払うように明るい声が響く。
ひとり笑顔を漲らせたジノが自身満々に断言した。
「守護天使様は優しいんだよ……だって僕を助けてくれた人も守護天使様だもの。ミカエル様に会って、今お話聞いてて、僕わかっちゃった。ね、そうでしょランスさんもそう思うでしょ?」
「そうですね」
キラキラと瞳を輝かせて尋ねるジノに、ランスは柔らかい笑みで頷く。
「どういうことだい?」
二人の会話の内容がわからずアンナが首を傾げると、
「以前、ジノを助けてくれた女の子のことを話したでしょう?」
ランスはそう言ってアンナに向かって微笑んだ。