DARK†WILDERNESS<嘆きの亡霊>
(―2―)
「しまったなあ、もう……」
とぼとぼと来た道を戻りながらリリスは溜息をつく。
アナベルの店に昨日頼まれた買い物リスト。お金を預かりちゃんと買い揃えて用意していたのに二袋にわけていたのが災いした。
アナベルの店の近くまで行って、そのうちの一つを忘れたのに気がついた。
商売に使うものだから必要だし、アレックスに胸を張って任せてと言ったのに、こんな有様では情けない。
目的地を目の前にしながら、仕方なく忘れた分を取りに戻ることにした。
片道三十分程度の距離だが、辿り着く直前にそのまま引き返したので述べ一時間近く歩く羽目になってしまった。
「駄目だわ……運動不足ね」
親元に居た頃はこれくらいの距離はしょっちゅう歩いていたが、アルマの祖父の家に着てからというもの、店番ばかりしていたので少々体がなまってしまっている。
ようやく見慣れた看板が視界に入る頃には膝から下がすっかり重くなっていた。
店のドアの前に立ち、一度頭上を見上げる。
「しまったなあ、もう……」
とぼとぼと来た道を戻りながらリリスは溜息をつく。
アナベルの店に昨日頼まれた買い物リスト。お金を預かりちゃんと買い揃えて用意していたのに二袋にわけていたのが災いした。
アナベルの店の近くまで行って、そのうちの一つを忘れたのに気がついた。
商売に使うものだから必要だし、アレックスに胸を張って任せてと言ったのに、こんな有様では情けない。
目的地を目の前にしながら、仕方なく忘れた分を取りに戻ることにした。
片道三十分程度の距離だが、辿り着く直前にそのまま引き返したので述べ一時間近く歩く羽目になってしまった。
「駄目だわ……運動不足ね」
親元に居た頃はこれくらいの距離はしょっちゅう歩いていたが、アルマの祖父の家に着てからというもの、店番ばかりしていたので少々体がなまってしまっている。
ようやく見慣れた看板が視界に入る頃には膝から下がすっかり重くなっていた。
店のドアの前に立ち、一度頭上を見上げる。