DARK†WILDERNESS<嘆きの亡霊>
そう言いながら先にその空洞へと身体を滑り込ませたガーフィールドに手招きされ、ジュードも続く。
淵から覗き込むと、底に向かって垂れたロープを伝って下っていく白髪頭の下方に土肌が見える。
建物の二階から地面を見下ろす程の距離感。さほど深くはない。
「ああ、蓋は戻しといてくれ」
飛び降りようとした矢先に下からそんな声が聞こえた。
蓋の内側には引き易いように鉄製の取っ手がついている。
それに手をかけ一旦ロープで体を支えて静かに締めた後、ジュードは下に向かい跳躍した。
「若いもんは身軽でいいもんじゃの」
先に着地したジュードに遅れること少し。
ロープ伝いに降りてきたガーフィールドも、そんな台詞を吐きながら地面に足をつけ、ポケットから小さな円筒型の照明を取り出して点灯した。
「……地下道があったのか……だが、随分古いな」