DARK†WILDERNESS<嘆きの亡霊>


ジュードが問うと、ガーフィールドは自慢げにフフンと鼻を鳴らしてみせた。

「そうだな、そういやあんたは情報屋だったな。ただの爺さんとは訳が違ったな」

子供じみた仕草を見せるガーフィールドに、ジュードも軽く笑みを漏らしながら頷く。

そんなジュードを見上げて、ガーフィールドが一瞬何かを思い出したかのような表情を見せた。

「なんだ?」

「ふむ……お前さん前からそんな風に笑ったりしたかの?」

「? これぐらいは普通だと思うが?」

「ああ、いや……そうじゃの。お前さんも無愛想じゃあったが、まあ、人より少しぐらいずれとる程度じゃったか……」

「何のことを言ってる?」

ぶつぶつと何やら呟きだしたガーフィールドに対してジュードが怪訝な表情を見せると、

「ん? ああ、いや。何でもないんじゃ。ちょっと最近知り合った奴に似たような奴がおってな……」

ガーフィールドは頭をボリボリと掻きながらそう返してきた。

その台詞にジュードは心当たりがある。

つい最近、似たようなことを言われたばかりで、その当人も思い当たる。


< 700 / 729 >

この作品をシェア

pagetop