D U S H ! !
翌日からは、1月上旬にある三次審査の為に、毎日鮎川の家に集まった。
名ばかりの合宿だけど、3日間あの地下室に泊って、修学旅行みたいだった。
安ーい暖房器具も買って、おこたも買った。
場所を貸してくれている鮎川のお母さまには本当に感謝だ。
多分、一日のうちの半分は、楽器を弾くことに費やしていたと思う。
『冬休みの宿題』なんて、どこかに消えちまっていた。
だけど毎日くるユカからのメールは、どれもちゃんと返信をした。
『合宿は楽しいよ~』とか、『ユカは今日友達と旅行なんだよね?』だとか。
…バイトは3日間シフトを入れなかった。
24日に入ったんだから、別にそれくらいいいさ。
また彼らと一気に仲良くなった気がして、「本気でこのままだったら永遠にこいつらとバンドをやっていけそうだな」と思った。
そんな冬休みが終わり、今日は、おっちゃんの知人のエンジニアに会う日だ。