王子様は金髪ヤンキー!?〜My last lover〜
「……お前、起きてたのか?具合は?」
新城隼人はまだぼんやりとしながらあたしにそう尋ねた。
「……うん、もう大丈夫。あのさ……何でここに新城隼人がいるの?」
「体育館行ったらお前がぶっ倒れてたからここまで運んでやったの」
「あたし……倒れたの?」
確かにあの時、ミホの声と同時に意識を手放した。
大勢の生徒達がいる前で、突然倒れて気を失っちゃうなんて。
変な顔してなかったかな?
目とか口、半開きになってなかったかな?
恥ずかしさが一気に込み上げてきて、あたしは熱くなった頬を両手で覆った。