続!イジワル王子とお姫様
ウチの学校の女の子たちに、ナツキくんとのコトで


『桃香にはナツキくんは似合わない』だとか、


『すぐ別れるから』って言われるとたまに、


そうなのかなって思っちゃうんだよね。


さっきナツキくんと帰ってる時、これからは強くなろうって思ったのに


些細なコトで、すぐ挫けそうになってしまう。


うぅ……。


目を閉じ、またシーツに顔をつけた。


そしたら、ナツキくんが私の後頭部に手のひらをあて、


軽くポンポンとたたいた。


「……まだ言ってる。オレの人気とか、どーでもいいっつの」


「ふがっ!」


『どうでもよくないよ!』って言って顔を上げようとしたけど、


ナツキくんに頭を押さえつけられたままで、


言葉にならなかった。シーツに向かって、フガフガ言ってしまう。


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