続!イジワル王子とお姫様
「いい曲だねぇ~」


「だろ? 曲は好きなんだけどさ」


そう言ってナツキくんは、目を閉じて曲を聞いていた。


こうやってる時間は、私だけのモノだよね。


他の誰も、マネできない。


ナツキくんとの時間を……独り占めだぁ。


嬉しいな。


曲なんてそっちのけ。


瞼を閉じるナツキくんを、ジッと見ていた。


いつもこれ聞きながら授業中寝るって言ってたよね。


もしかして、このまま寝ちゃったりして?


フフッ、ナツキくんの寝顔最高だろうな~。


そこに、私からチュッ! とかってしちゃおーか。


そんなコトを考えてニタニタしてたけど。


「……寝れねぇ」


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