ゴーストオブアイデンティティー
「わ…たし…………しあわせ………だった…………よ…ね?」

ゲハァッ!と、ヤヨ自身も驚く音が口から洩れ、血が、口や鼻からごぼり、と吹き出した。




死神が見える気がした。






「あ…れ?」


死神が、いつの間にか、目の前に立っていた。

ヤヨを、見下ろしている。

何とか、ヤヨは目線を上げた。


綺麗な子、と、ヤヨは思った。



・・・・・・・・・・・・・・
うぐいす色の和服に、何故か裸・・・・・・・・・
足。黒長髪の女の子。



モノを見る目付きで、ヤヨを見ていた。

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