ゴーストオブアイデンティティー
でも、実際桐の目の前に居るのは………………


単なる、同い年の少年だ。



世界の中心でも、

グランド0でも、

神でも、

なんでもない。


それらは私達のまがい物だ。


なんでもない、ただの少年。






少し頭が良く、

ひたすら不器用で、

独りぼっちで、

だから世界を棄て、

拒絶に走った、

ただの、

少年。








心に関しては恐らく、












世界最弱の少年だ。


可哀想な。

なんて、可哀想な。

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