ゴーストオブアイデンティティー
休む時はいつも、闇風は独り。幸福は別格。常に付きまとう。
気に入りでは無いが、雲の上を闇風は居場所として使っている。無音で、ゴミ箱みたいな世界に居座らずに済む。何より『落ち着ける』のが大きなメリット。
なるだけ世界を拒絶した生き方を好むのは、座敷家の血が影響しているのだろうか。
闇風は気だるそうに片手でキーボードを叩き、宙に映し出される情報の数々に目を通していた。
ありとあらゆる情報にハッキングを仕掛けたが、全て外れだった。幸福に関する情報がまるで無い。
闇風の得意とするこの電子機器を使った分野で情報が無いというのは、闇風にとって致命的。他に策が無い以上、手足を塞がれたも同じだ。
本当に…………「うざったい」
面倒だとは言わない。幸福を探すためだ。己の力を出し惜しみしたりなどしない。
もどかしいのだ。山積みの書類を一から順に効率を無視して調べるようなやり方しか出来ない自分が。
気に入りでは無いが、雲の上を闇風は居場所として使っている。無音で、ゴミ箱みたいな世界に居座らずに済む。何より『落ち着ける』のが大きなメリット。
なるだけ世界を拒絶した生き方を好むのは、座敷家の血が影響しているのだろうか。
闇風は気だるそうに片手でキーボードを叩き、宙に映し出される情報の数々に目を通していた。
ありとあらゆる情報にハッキングを仕掛けたが、全て外れだった。幸福に関する情報がまるで無い。
闇風の得意とするこの電子機器を使った分野で情報が無いというのは、闇風にとって致命的。他に策が無い以上、手足を塞がれたも同じだ。
本当に…………「うざったい」
面倒だとは言わない。幸福を探すためだ。己の力を出し惜しみしたりなどしない。
もどかしいのだ。山積みの書類を一から順に効率を無視して調べるようなやり方しか出来ない自分が。