『Memory's Messiah』(ダークファンタジー)
新道『私は、数々の星を廻って見ることにした、何か良い手掛かりが無いかを探す為に…』


新道『私が宇宙を旅して回って半年程経ったある日、私は私の乗る宇宙船ごと眩しい光に包まれた。』


新道が目を覚ますと、辺り一面見渡す限りの大草原、白い雲、青い空、大きな湖が見えた。


新道[昔](何処だ?ここは…しかし何て綺麗な場所なんだ〜まるで、神話の“楽園”の様だ)



新道『私は感動すら覚えた、そしてここを“Eden”っと名付ける事にした。あんな暗闇の宇宙に、こんな綺麗な星が有るなんてと…そして私はすぐその星の住人を探した。』



歩き回る新道。


良く見ると、住人どころか、空にも鳥は居ない、木や森に虫も居ない、湖に魚すら居ない、そこは誰も居ない星だった。



新道[昔]『おかしいなぁ住人どころか、鳥や魚や虫すら居ない…』


新道はその場で横になり体全体でそよ風を感じながら眠りに着いた。


すると、新道の近くから何人もの人々の声が聞こえた


新道が慌てて目を覚ますと自分が無数の小さな光り輝く球体に囲まれている事に気付く。


新道[昔]『これは夢か?』

そう新道が呟くと、いくつかの球体の声が聞こえた。

球体A『ねぇ、あれは何だろう?』


球体B『変なの〜僕達の事を不思議に思ってるのかなぁ?』


球体C『何か大変そうだね“実体”が有るって』


球体A『僕達とは全然違うねぇ〜』



新道『私は余りにも突然の事で、我が目を疑った、しかし少しずつ彼等の事を理解しはじめ、私は又しても、彼等の事を勝手に、光の民“Lob”と名付けた。』


そのロブ達の内の一人が強く光り輝いた
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