僕等がみた空の色





周りの視線が突き刺さっているのが分かる。


視線ってほんとに痛いんだ……。

チクチクという擬音語をあてはめた人物を大いに称賛したい。


これほどまでにしっくりとくるなんて。




現実逃避に埒のあかないことを考えた。



藍の出した条件。


それは……。



『俺が六花を背負ってく!』



『は、え、ちょ!意味わかんない!!』


『何よりも安全。それが条件だ。』


今度は藍がツンとして言った。


そこでじゃあいい、と言えばいいのに、何故かいらん気合いを入れてしまった。



『いーわよ、分かったわよ。』



見栄を張るとこを確実に間違えた…。






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