僕等がみた空の色
まだ部活をしている生徒もいるから、と制服に着替えて外で待っている藍のとこへ行くと、スタンバイオッケーだった。
冗談じゃなかった……。
『ほら、乗れ。』
何、その得意げな顔。
後に引くに引けなくなって、今に至る……。
学校に近づいてきたせいでうちの学校の生徒があたしたちをガン見していく。
そらそうだ……。
だからあたしは制服の上に羽織ってきたパーカーのフードを目深にかぶっている。
おかげで余計目立つ。
でもだれか分かるよりいっか……。
とは思うものの、ただでさえ藍は目立つから、あんまり意味ない気がしてきた。
「藍、もうすぐ学校着くから下ろしてよ。」
ささやかな抵抗に、足をぶらぶらさせて言った。