僕等がみた空の色
確かに、どうせ気まずくなるならなんかやらかしたいな。
いや、殴るとかでなく。
汐と別れて、一人悶々と考えながら自宅目前まで帰ってきた。
そもそも汐が言うように、あたしが悪い。
怖がって話を聞こうとしなかったのはあたしだ。
そう考えると、やっぱりあたしから謝ることが一番妥当な答えだと行き着く。
てゆーかもう、悩みすぎてハゲそう。
そうなったら嫌だなぁ。
女性はそこまでがっつりハゲないとは思うけど、やっぱりないのは寂しい。
わかめとか、食べようかな。
なんて、ため息ついた。
「そんなに落ち込んでるのって、俺のせい?」
まず、耳を疑った。
そんでもって目を疑う。
あたしの家の前にいるのは、藍。