天使と吸血鬼
「バカヤロー!!!」

傍にあった机を叩いた音は、
私や楓だけではなく、
そこにいた全ての生徒の
体に衝撃を受けてしまった。

「俺は半人前の教師だ。
けど、生徒の事は1番に考え、
そして頑張ってきた。

なのに、たった修学旅行での、
往復の飛行機の座席で、
真壁が隣になっただけで、
いじめるのはおかしい!!!」

先生の大声で話す音量は、
マックスに違いないけど、
一瞬して先生を初めて、
怖いと感じた。

私と楓は抱き合って、
時折私は涙が出そうになったが、
それを我慢していた。
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