Devil†Story
カァンという金属音が響く中、ロスは澪奈の場所までついた。


ロ「大丈夫?」


澪「んん…!」


見てみると手首以外は怪我ていないようだ。


ロ「今から鎖斬るから、じっとしてて」


ロスは澪奈に見えないように魔力で鎖を焼き斬った。
崩れる澪奈を抱き抱え、口にされていた布を取る。


澪「ロ、ロスくんっ…!」

ロ「おねーさん。危ないから、お姉さんはここを離れ――」


ロスがそう言いかけた時だった。


麗「ぐあっ!」


澪「! レイちゃんっ!」

ドカッ!と言う音と共に麗弥は壁に叩きつけられて床に倒れた。


麗「ぐぅっ…ゲホッ ゲホッ」

醜「はっ、情けねェ。こんなもんなのか麗弥ァ!?お前の持っている憎しみはよォ?」


グッと麗弥の頭を踏みつけて笑った。


澪「レイちゃん…!お願い止めて下さい…!レイちゃんを…傷付けないで…!」

ロスに抱えられながら澪奈は叫ぶ。


醜「あァ?なんで自由に…ちっ、黒餓鬼かァ…。まぁ、いい。しかし、澪奈。お前も良い女になったなァ」


澪「はっ、話をたぶらかせないで下さいっ…!」


声は震えているがはっきりそう言った。


醜「あァ、じゃあ答えてやらァ。――嫌だね」


澪「えっ…!?」


醜鬼はニヤニヤと笑いながら澪奈に言った。


醜「ククッ…。惨めだなァ、麗弥ァ。お前はあの時も…こうして、澪奈に守られてたなァ!」


麗「……っ」


麗弥は歯ぎしりをした。
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