Devil†Story
醜「なんだよ、麗弥ァ。随分、呆気ねェなァ?」
麗「ハァ…ハッ…」
苦しそうに、息を切らす麗弥。
稀「ね…ねぇ、ロス」
不意に稀琉が俺に話し掛ける。
ロ「何?」
稀「なんか…麗弥の様子…おかしくない?」
ロ「!」
俺は稀琉を見た。稀琉は痛みに顔をしかめながらも、心配そうに麗弥の方を見ている。
稀琉がそう言うなら尚更だ。やはり麗弥の様子がおかしいようだ。
もしかして………。
麗弥を見てみると、そんなに戦ってもいないのに肩を上下に揺らすほど息を切らしている。
そんな事を考えている間に醜鬼は麗弥の目の前まで来て、右手を上げた。
口角を吊り上げ、麗弥目掛けて手を降り下ろす。
稀「麗弥っ!!」
稀琉が叫ぶ。
麗「クッ…!」
寸前のところで麗弥が顔を反らす。
――プツンッ
麗弥の顔を掠めた鉄爪が麗弥の眼帯の紐を切った。眼帯の下に隠れていた目が明らかになった。
「!!!」
その目を見た醜鬼がニヤリと笑った。
ロ「!」
澪「レイ…ちゃん…?」
稀「その目……!」
本来、眼帯の下にあるだろう目の形は…あの時に潰されているので傷である筈だ。
だが…その下にあった目は…普通の目だった。
ただ……いつもの麗弥の紫色の目ではなく…醜鬼と同じ黄色だった。
ロ(この目は…醜鬼の目。魔物より、美しくない金色というより黄色に近い…。あぁ、麗弥、お前まで……そんな者になっちまったか)
気配がオカシイ時から感じてはいたが、そんな者になってしまうなんて……哀れだな。
醜「麗弥ァ、お前も…化物になってたんだなァ!」
楽しそうに笑う醜鬼に麗弥は目を瞑り…それから、静かに言い放った。
麗「――そうだ。俺は…お前の血がこの体に入ったその瞬間から…てめえと同じ化物だよ」
澪「っ…!」
澪奈が悲しそうに眉をひそめる。認めたくないんだろう。
麗「ハァ…ハッ…」
苦しそうに、息を切らす麗弥。
稀「ね…ねぇ、ロス」
不意に稀琉が俺に話し掛ける。
ロ「何?」
稀「なんか…麗弥の様子…おかしくない?」
ロ「!」
俺は稀琉を見た。稀琉は痛みに顔をしかめながらも、心配そうに麗弥の方を見ている。
稀琉がそう言うなら尚更だ。やはり麗弥の様子がおかしいようだ。
もしかして………。
麗弥を見てみると、そんなに戦ってもいないのに肩を上下に揺らすほど息を切らしている。
そんな事を考えている間に醜鬼は麗弥の目の前まで来て、右手を上げた。
口角を吊り上げ、麗弥目掛けて手を降り下ろす。
稀「麗弥っ!!」
稀琉が叫ぶ。
麗「クッ…!」
寸前のところで麗弥が顔を反らす。
――プツンッ
麗弥の顔を掠めた鉄爪が麗弥の眼帯の紐を切った。眼帯の下に隠れていた目が明らかになった。
「!!!」
その目を見た醜鬼がニヤリと笑った。
ロ「!」
澪「レイ…ちゃん…?」
稀「その目……!」
本来、眼帯の下にあるだろう目の形は…あの時に潰されているので傷である筈だ。
だが…その下にあった目は…普通の目だった。
ただ……いつもの麗弥の紫色の目ではなく…醜鬼と同じ黄色だった。
ロ(この目は…醜鬼の目。魔物より、美しくない金色というより黄色に近い…。あぁ、麗弥、お前まで……そんな者になっちまったか)
気配がオカシイ時から感じてはいたが、そんな者になってしまうなんて……哀れだな。
醜「麗弥ァ、お前も…化物になってたんだなァ!」
楽しそうに笑う醜鬼に麗弥は目を瞑り…それから、静かに言い放った。
麗「――そうだ。俺は…お前の血がこの体に入ったその瞬間から…てめえと同じ化物だよ」
澪「っ…!」
澪奈が悲しそうに眉をひそめる。認めたくないんだろう。