ひとり<ふたり
そのまま1日部屋着でボケッとしてた。



夕方に帰ってきたリンは片手にアイスを持ってる。



「食べたいっ!!」

「はい。大丈夫?」

「うん!!」



リンが食べさせてくれたチョコミントは格別。



超うまいっ!!



「コレうまいよぉ~」

「チョコミントあんまり売ってないから学校の近くで買って超ダッシュした」

「だからリンチャン大好きだ。めっちゃ愛されてるよあたし」

「うん、そうらしい」



もう夢中~!!



悶えたいくらいリンが大好き!!



「今日ね、久しぶりに俺告られた」

「どんなコ?」

「1年生の小さいコ。うるうるしながら告られたのとか初めてでどうしたらいいかわかんなくなった」

「フッたんだよね?」

「だって俺には紅タンがいますから。どこにも行く気になれにゃいニャ~!!」



キラを抱っこして自分の部屋に行ったリンを見て思った。



不安になる必要なんてないらしいって。



リンがここにいる限りあたしは安心してリンの腕の中にいればいいんだ。



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