空中ブランコ



ドサッ・・・・・



「なんだがや?今の音はよぉ・・・」




 音に後ろを振り替えるが何も異常はなく、シルディ達を見るが彼達に変わった様子もない




「・・・バンパイア、余計な事はするんでねぇ。メリー越しでお前達も見えるんだがや、大人しくしとけぇ。」

「…………」


「「(シルディ様はいったい何を・・・)」」



「メリー、悪い条件じゃねぇだろ?」



ふっ……



「あたしに死ね、と言いたいの?」


「猫被りするなや、・・・・・・・お前が死なないのは知ってるだかや。それとも番人送りにされたいんだがや?」


「つっ…………」





ドサッ・・・・・・




 二度目の音




 ソーラは目を丸くするばかりで何も出来ない



 自分の隣に立っていた元帥の1人が、倒れた音を出すまで気付けなかったのだ




「なんの真似や、バンパイア!!!!」



ブワッ!!!



 ソーラの周りの雪が吹き飛ぶ




「私は無駄な時間が嫌いなんです。
彼女に話しがあるなら、私がいない所でやってください。」




 淡々なシルディにソーラのボルテージは上がっていく




「忍耐力のない奴だがや。
これだけの元帥相手に、軽々帰れると思ってるだがや?」


「さぁ?元帥など今まで興味もなかったですから。」



──実力など知りません──




 めんどくさそうに言い捨てられた言葉に、ソーラの目の色が変わった





 ソーラの体から赤黒い空気が流れだす





「ブラッディ発動だがや」




 パンッと弾ける音と一緒に、ソーラの赤黒い力が辺り一帯に弾け飛ぶ




「フェルド来い!!!」




 ソーラの適合武器発動に、ロシードの声が重なるように響く





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