空中ブランコ
「クゥゥン.....」
甘える様にシルディの手に鼻を寄せる
「どうしました?」
「ウォン・・」
「謝らないでください。」
顔を撫でる手は酷く優しいのに、目は未だ冷たいものー・・・・
「(ーー・・・手付きと表情が違いすぎる
自分の目に感情を浮かばせないんじゃなくて、違う何かが、彼を邪魔して浮かばせることが出来ない・・・??)」
「クゥン、クゥン」
「最後まで心配性ですねあなたは・・・・・大丈夫ですから。」
まるで、フェルドの言ってる事がわかるかのように語りかけるシルディ
「ウ"ォ・・・ン、グッ」
苦痛の声と共に、口から血が流れ出る
眉をひそめるシルディ
「苦しいのか?
・・・・・・受けたのは聖武器ですから、蝕む様に痛みが走る。・・・・・・我慢して生きようとするなよフェルド、もう逝け」
「…………」
フェルドからフっと力が抜け、灰と化した