王様彼氏とペットな彼女!?~Heart Breaker~
「行きたかったんだろ?」
「……え?」
手の平に収まるサイズの紙には小さなミッキーの絵柄がプリントされていて。
これって……もしかしてディズニーランドのチケット……?
「……わざわざ買ってくれたの?すごい嬉しい!ありがとう!!」
小野君ってばあんなにディズニーランドに行くのを嫌がってたのに。
やっぱり勇気を出して言ってみるもんだな。
「あ、でも……お金、今度でもいい?今ちょっと手持ちがなくて……」
あたしのお財布にはすぐさまチケット代を払えるほどの余裕はない。
眉を下げてそう聞くと、小野君は不機嫌そうな表情を浮かべた。