手のひらの終焉
昔からある、大きな宗教組織の中枢にいる人物で、

枝分かれして悪辣な考えに支配された宗派の者に大してもかなり顔の効く、

重要な人物なのだ。

その人物を暗殺することで、

小競り合いを長引かせ、

対立する者達を共倒れさせるのが組織の目的だ。

両方の力が弱まったところで、

組織が介入して、

小競り合いを続けていた人々を殲滅させ、

都市を占領するのだ。



そんなこと、させない。
 
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