【完結】しゅがぁLOVE
や、ばいヤバいヤバいヤバい!
心臓が大きな音をたてて、胸がきゅーっとしまった感触。
「な、笑うなっ!バカっ」
それを隠すかのように、叫んだ。
な、なんであんな顔して笑うの!?
ていうか礼央が笑ったの!?
ヤバい、ヤバい……これは、ヤバい。
「だいたいあんたがねぇっ!」
ーピッ ガシャン
言いかけている間にまた音がして、
そっちをみるとジュースの取り出し口から礼央がまたジュースを取り出すところだった。
「ん。俺こっちのが好きだから、こっちだけね」
そういって差し出されたCC○モンを受け取ると、もう一度、フッと優しく微笑まれた。
ードクン
心臓の音が大きくなる。
なにこれ、なにこれ。
ヤバい。
炭酸ですっぱいはずのCC○モンが、
びっくりするくらい甘く感じた。