【冬】クリスマスナイト 〜ある少年の奇跡物語〜


「では、もっと違う場所に行ってみますか。」


「え……うわっ!!」


そういったのと同時に、横風が吹きすさび、僕たちは違う方へと飛ばされていった。









僕たちは街からだいぶ離れたところに来てしまった。


下を見ると、川や木ばっかで全然おもしろくない。


「ねぇ、どこに行くの?」


おにいさんの顔に視線を向けた僕はそう尋ねた。


するとおにいさんは


「サルバンという国に行くつもりです。」


と答えた。



「サルバン?そこって有名なの?」


「いや、ですがとてもきれいな国ですよ。」


「ふぅ〜ん」


僕がそう言うと、おにいさんは優しい笑みを浮かべ「そろそろ見えてきますよ」と言った。



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