親友!?幼なじみ!?恋人!?
ため息を一つつく真琴。
やだ、反対しないで!
不安に押しつぶされそうになる。
でも、やっぱり真琴は親友だった。
わたしのことを一番に考えてくれる大切な子だった。
「おめでとう、美波。」
穏やかな瞳で言ってくれた。
嬉しくて思わず隣の真琴に抱きつく。
「ありがとう」って泣かずにはいられなかった。
そしたら、晃も
「美波、良かったな」
って優しい声で言ってくれた。
「ありがとう、あ゛ぎらー」
「ブッサイクな顔向けんな」
なんて冗談をかまされた。
ありがとう、
ありがとう、
みんな大好き。
はれ?
みんな?