ヴァンパイアの花嫁 番外編②
「おや、この可愛い口で反抗をすると言うのか」


いかにも面白がっている口調がティナの怒りを更に煽る。



アードルフはティナの唇に自分の唇を押し付けた。



「いやっ!」



顔を逸らそうとしたが強い力に動けない。



アードルフの舌がティナの口内に入り込んだ。



!この娘!なんと素晴らしい!



アードルフは夢中になってティナの口を探索する。



ティナは苦しかった。



レオン!助けてっ!



嫌がっているティナをまったく気にせずに、アードルフは唇から離れると華奢な首に歯をあてた。



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