この腕の中で君を想う
「佐藤眞理…」
思っていたよりずっと面白い奴だ
アイツは、挑むような目つきで俺を見てきた
ちょっと触ろうとしたら敵意むきだしで威嚇され、
放っておいたら寄ってくる
言うなれば野良猫のようで
気難しくて手懐けるのにかなり苦労するだろう
「……ククッ」
考えれば考えるほど自然と唇が弧を描く
ゲームの難易度は高ければ高いほど愉しいもの
ましてやクリアしたときの満足感や達成感は計り知れない
さっきは振り回されたが今度はそうはいかない
主導権は俺が握る
「……寝るか」
そして…絶対佐藤眞理を落とす
決意にも似た想いを胸に抱くと横になって、布団を肩まで掛けると早速寝る体勢にはいった