この腕の中で君を想う



ーーーーーーーーー………

増田が向かった先は、随分奥まったところにある見知った一軒の店だった


カランコロン

相変わらず変わった家具が置いてあり、不思議な世界観があるな…と思いながら増田に手を引かれて奥へ進む

「こんばんわー茅野さーん♪」

「あら、いらっしゃい増田さん…と、この前の」

お皿を拭いている手を止めて増田の後ろにいる俺を見て柔らかく笑う

「どうも、白山です」

「あれ?奏ちゃん顔見知り?」

「…二日前にお前が鞄を外に放ったおかげでな」

「へ?そんな事したっけ…った‼」


恨めしそうに増田を軽く睨めば、キョトン顔をされたのでとりあえず頭を一発平手で叩いてやる

パーンという小気味いい音が鳴り、増田は痛さのあまり頭を抑えると目に涙を溜めて酷い‼冗談だったのに‼馬鹿っ‼とキャンキャン文句を言ってきたが無視

そんな俺達の様子を見てクスクス笑いながら茅野さんはグラスに氷を入れ始めた

「ふふ…白山さんね。二人ともカウンターかテーブルどちらにしますか?」

「勿論カウンターで♪」

なんて変わり身の早い奴

ニコッと満面の笑みで言った増田に俺は呆れたように溜息をついた





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