女王様はメイド様?!①【完】
一瞬、「あれ?カゴメカゴメ?」


って思ったけどそんな訳がない。


明らかに様子がおかしい。


おばちゃん達はこれでもか!ってほどにニコニコと笑っていて、手にはケータイやデジカメ。


部屋中にはフラッシュの嵐。


はじめはニコニコしていたおばちゃんたちもだんだん真剣になり笑顔を忘れ、鬼の形相で女の子にフラッシュを浴びせる。



これじゃ集団リンチするおばちゃんだ。


おばちゃんズ…PTAが黙ってないぞ!


いくらなんでも可哀想な女の子を放っておくことができなかった当時よい子だったと思われるあたしと唯はおばちゃんズを掻き分け、女の子を救出した。



そこであたしと唯はビックリ仰天。



だって可愛い女の子は男の子だったから。



あまりにも可愛いすぎて男の子だと気づくことができなかった。


この辺じゃ一番の可愛い子で有名な唯でさえ負けてしまうくらいめちゃくちゃ可愛い子が男の子だったなんて…


お人形さんのようなくりくりの目や長い睫毛、
フリフリの女の子らしいワンピース…


女の子です!って言ってもフツーに
通じてしまうくらい。


いや、むしろ本物の女の子よりも可愛い。


可愛い過ぎる…



あたしたちは驚きが隠せなかった。



そして時間差でもう一度ビックリ仰天。


その男の子はなんと……




























輝くんだったから。

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