女王様はメイド様?!①【完】
翔はきっと何も知らない。
何気なくみせるあの笑顔にあたしが自分でも嫌になるくらい惚れてることを。
あたしを気遣ってくれるわかりにくい優しさにキュンキュンして止まらないことを。
何度繋いでもなれないこの右手を。
きっと何も知らない。
ふと見上げれば頭ひとつくらい違う身長差。
10センチくらいしか変わらないはずなのにやけに差があって。
あたしと翔をつなぐこの手もなんだかごつごつしていて。
それでいて指先は白くて細長い。
こんなに細く見えても実際はごつごつしていて、男の子だと感じずにはいられない。
あたしは確実に翔を男の子として意識してる。
「好きだ」そう自覚したあの日から。
ずっと…。
何気なくみせるあの笑顔にあたしが自分でも嫌になるくらい惚れてることを。
あたしを気遣ってくれるわかりにくい優しさにキュンキュンして止まらないことを。
何度繋いでもなれないこの右手を。
きっと何も知らない。
ふと見上げれば頭ひとつくらい違う身長差。
10センチくらいしか変わらないはずなのにやけに差があって。
あたしと翔をつなぐこの手もなんだかごつごつしていて。
それでいて指先は白くて細長い。
こんなに細く見えても実際はごつごつしていて、男の子だと感じずにはいられない。
あたしは確実に翔を男の子として意識してる。
「好きだ」そう自覚したあの日から。
ずっと…。