女王様はメイド様?!①【完】

「今日なに食べたい?」


「なんでもいい」


「なんでもいいってゆうのが一番困るんだけど。」


「なんでもいいって」


「あのねぇ…人の話ちゃんと聞いてる?」


そう言って振り返るとすぐ近くに
翔のドアップ。


あたしたちの距離はわずか3センチ。


今すぐでも唇が触れてしまいそうな距離。


バチっと2人の瞳が交じり合う。


あと数センチ近づけば簡単にキスできる距離だ。

ってバカ。


あたし何考えてんだよ。


ハっと我に返り、視線を翔からそらした。


「…わ、わかった。テキトーに作る…」


今、きっと耳まで真っ赤だろう。


気温が高いせいなのかもしれないけど、
確実にあたしの体温は一気に上がった。


久しぶりに見たドアップの翔にドキドキが止まらない。


今更だけどあまりに整いすぎた顔に見とれて目が放せなかったんだ。





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