女王様はメイド様?!①【完】
”最近のお前やっぱ変”


翔の言葉が頭の中で何度もリピートされる。


心あたりがないわけではなかった。


でも今はそのことを考えたくなくてわからないフリした。


本当は笑顔が引きつるわけも、
笑ってばっかりいるのもちゃんと理由があることくらいわかってる。



「ねぇ、翔はさ好きな人とかいるの?」



「は?今それ関係ない」



「関係あんの!」


気づいたら考えるより先に言葉にしていた。


「いるの?」



「まぁ」



「まぁって?いるの?いないの?
どっちなのよ!」


段々口調が荒くなっていく。


自分でもなんでこんなにイライラしてるのかわからない。



「なにイライラしてんの?
…いるよ。」


翔はなぜイライラしてるのかわからないとでも言うように眉を八の字にして、半ば呆れ顔。


あたしだってわかんないんだっつーの!


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