この出会いが奇跡なら-上-


「……」

その後、何故かしーんとした沈黙が続く…
その沈黙が嫌で、そっと声を掛けてみる。

「せ、成斗?何で、黙…」

「なあ」

「…え?」



「お前って、俺の事好きなんだろ」


「…!!ばッ…違う!んなわけないじゃん!」

「だって嫉妬してただろ」

「…だからしてない!」


………。


…何で、そんな真剣な目であたしを見るの…

真衣が自分の事好きだって分かっても全然興味ないって感じだったのに……


……何で。






「……桜」






「……っ!?」




< 202 / 203 >

この作品をシェア

pagetop