この出会いが奇跡なら-上-




「あたしはただ…思った事をそのまま言っただけだよ…」



「まあ、お前らしいけど、あの先公にあんな事言って。お前まで狙われたらどーすんだよ。他人の事よりまず、自分の事考えろよ」




「他人なんかじゃない…他人なんかじゃないよ。
あたしにとって、成斗は…」

「…………」

「成斗がいなかったら、あたし…きっとあの時、」


「その話はもうすんな」





「……大事なんだよ?成斗の事。あたしが嘘だって事証明してあげる。絶対学校辞めさせないから」


こんなはっきりしない事で

学校辞めてほしくない…――



その時成斗が何故か、「ふっ」と笑った。


「お前といると、まじ調子狂う」

「ええ、それどーゆう意味」

「考えなくていい。ってか考えられないだろ?お前の頭じゃ」

「何それ!からかってんの」

「ああ」


まじでムカつく。即答だし。


ありがとうって言われて好感度上がってたのに、一瞬でガタ落ちだよ。





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