Freaky
生きたくない
「おはよう。あら、どうしたの?目の下にクマができてるわよ。」

母親が、一睡もできずフラフラになっているちはるを見ていった。

「えっ!マジ!?うっわ、最悪~。」

ちはるはそう答えたが、内心はそんなことどうでもよかった。
何かを考えるのが怖い。何も考えたくない。

ちはるは、物を考えることを拒んでいた。
そうすることで、とんでもない事態を避けられるような気がした。

 ふと、朝食の置かれたテーブルを見る。

ちはる、テーブル、そしてクソ親父。
また怒りがこみあげる。
正直顔も見たくなかったが、朝食抜きは辛いので、しょうがなくイスに座る。
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