恋は私の原動力
伸也からの突然のメールに思い立つ…

「伸也、申里のアドレス知ってる??」

「知ってるよ。これだと思うけど‘mori-jp’」

…伸也も知らなかった。教えてもらったアドレスは私の携帯に未だ残っているアドレスで、エラーで返ってくる

申里…会いたいよ…

春、
3年振りに島に帰れる事になった。

「ナカナツ!私来月帰るよ」

「まじで!今、申里帰って来てるよ」

「嘘!」

成人式の時とは逆だ

なんだろ…
なんだかここまできたら本当に何か‘まだ会うな’って言わてるような気がする

すれ違ってばっかり

きっといつか会えるんだよね…?

‘その人にとって必要な人なら何度でも会える’

私にとっての申里は?

「みゅみゅ、あんたいつまで申里を思ってる気?」

「え…わかんない」

「もう諦めたら?」

ナカナツに説得される

「一度は諦めたんだけど、無理だわ、諦められん」

「そっかあ、そこまで思ってるなら応援するわ」

そんな話しをしていると一本の電話

「あーノリ??」
―ん?―
「ノリは母だよ?私は、未有」

「おー未有か、ノリに用事あったのに!てかお前は今何してるんだ?」

「えっ福岡にいる」

「お前神戸くるか?おじちゃんの店の40周年パーティーがあるんだ」

「いくいく!!」

「じゃあ来月な」

母と父の友人の人、6年前に私も偶然顔見知りになっていた

母に電話したつもりが、間違えて私に電話してしまったらしい

しかし、それがきっかけで私は神戸に行ける事になったのだ

神戸…

偶然か必然か

申里は神戸にいる
もしかしたら…
もしかしたら会えるかも!?

だけど、申里の連絡先を何人の友達に聞いても、誰も知らなかった

誰も………

そう、神戸の叔母に会うまでは

偶然は偶然を呼ぶ


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