僕は君のもの




結局、1時間くらい直ちゃんを眺めて過ごした。



「全然起きないじゃん。」



美紀のつぶやきもひとり言にされてしまう。



あきらめて大人しくソファに戻る。



「ふぁ~…。」




なんか美紀も眠くなって来ちゃった。




直ちゃんも起きる気配ないし寝ちゃおうかなぁ。




手元にあったふわふわのクッションを抱きしめたら一気に睡魔に襲われて目を閉じた。










「ん~…。」



話し声がして目が覚めた。



誰だろ?



美紀が起き上がるのと同時に知らない人が部屋に入って来た。






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