僕は君のもの



美紀たちはいつもこんな感じだ。



直ちゃんは美紀をからかって遊ぶ。



かまってもらえるのは嬉しいけど、それだけ。



それ以上にもそれ以下にもならない。





「そういえばもうすぐ柴が来るんだわ。」



それは食後にのんびりしていた時だった。



「そうなの?なら美紀邪魔だよね。今日は早く帰ろうかな。」



「なんで?美紀ちゃんも会ってけば?」



「でも…。」




そんなことを言ってたら玄関からインターホンの音が聞こえた。



「どーなの?最近は…」



直ちゃんと話しながら入って来た柴先輩が美紀に気づいた。



「あれ?美紀ちゃん?久しぶり。」



そう言いながら美紀と直ちゃんを交互に見る。



「悪い。柴。俺コンビニ行ってくるからちょい待ってて。」



直ちゃんが出て行ってしまい二人きりにされた。






< 125 / 245 >

この作品をシェア

pagetop