僕は君のもの
美紀たちはいつもこんな感じだ。
直ちゃんは美紀をからかって遊ぶ。
かまってもらえるのは嬉しいけど、それだけ。
それ以上にもそれ以下にもならない。
「そういえばもうすぐ柴が来るんだわ。」
それは食後にのんびりしていた時だった。
「そうなの?なら美紀邪魔だよね。今日は早く帰ろうかな。」
「なんで?美紀ちゃんも会ってけば?」
「でも…。」
そんなことを言ってたら玄関からインターホンの音が聞こえた。
「どーなの?最近は…」
直ちゃんと話しながら入って来た柴先輩が美紀に気づいた。
「あれ?美紀ちゃん?久しぶり。」
そう言いながら美紀と直ちゃんを交互に見る。
「悪い。柴。俺コンビニ行ってくるからちょい待ってて。」
直ちゃんが出て行ってしまい二人きりにされた。