秘密の★オトナのお勉強②



「隼人…?」



「俺が、どのグループにも負けないモンを作ってやるよ!」




そう高らかに宣言して、腕まくりを始めた隼人を見て、ふと思った。



…隼人さん。

この言葉、どうしても信用できません…。




「雪村サン、張り切ってますねー」



「アリスのコスプレの時点で、テンションハイだったからね」




そう菊池と話している間にも、制限時間は一刻一刻と迫ってくる。


他の俳優グループは、猛スピードで調理に取り掛かっているのに、未だに話し合いをしているのは、貞永と隼人くらいだ。


…早くしないと、本気でマズイって、貞永と隼人!



ドキドキ…と、胸が激しく鼓動し始めた瞬間、あたしの穿いているジーンズのポケット辺りから、何かが動いている感覚がした。


その瞬間、あたしの呼吸が止まる。




「中森サン?」



「…嫌な予感が、する」




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