秘密の★オトナのお勉強②



「何をし出すか分からない貞永を、ハラハラしながら見守っている中森さんの姿を思い浮かべると、つい…」



「って、それ完全に確信犯じゃないですか!」



「だから認めたんだよ。大体、ラブクッキングの話を持ちかけたのは私だから、収録の日も確認していましたしね」



というか、小西さんは、こうやって仕事中に無駄話をする余裕などあるのだろうか。


この先のハッピードリームは大丈夫なの?


そう不安になってしまうくらい、今の小西さんは…頼りない。




「ちゃんと仕事して下さいよ…」



「部下の面倒を見るのも、立派な仕事だと思うが?」




これじゃ、どっちが上の立場か分からないわよ。


もう何を言っても無駄だと確信したあたしは、脱力しきったまま、小西さんの世間話に付き合う事にした。



…あたしの時間、返してよ。




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