秘密の★オトナのお勉強②



「ん…?」



「気が付いたか、あゆ」




貞永の優しさと温もりを感じながら、あたしの目は少しずつ開いていった。


視界に映るのは、天井と…あたしを覗き込んでいる、貞永だけ。


シーツで胸を隠しながら、あたしはゆっくりと起き上がると、近くにあった置時計を見る。


時間はさほど経っておらず、あたしが眠っていた時間は、案外短かったようだ。




「貞永…あたし帰るね。明日も仕事だし」



「ああ。シャワーは?」



「着替えないし、家で浴びるよ」




そんなごく普通の会話を交わしながら、あたしは近くに脱ぎ捨てられていた下着や服を、手短に着ける。


ケータイなどの貴重品の確認をすると、あたしは玄関へと向かう。




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