秘密の★オトナのお勉強②
どういう風の吹き回しか。
今日は珍しく、貞永が玄関まで着いてきてくれた。
「いつもなら、あたしが帰る時でも放置なのに、今日は優しいんだ?」
「だっていつものパターンは朝帰りだから、お互い準備があって忙しいだろ?」
「それに、真夜中に女を一人に出来る訳ないしな」と付け足した貞永は、アフターサービスも完璧。
外見だけじゃなくて、中身もいい男なんだ、貞永は。なんちって。
一応表記しておくけど、自分の彼氏の自慢じゃないよ…!
「ありがとう。だけど、玄関まででいいや。車だってあるし」
「ん。了解」
なんだかシンプルな受け答えだなぁ…と思いながら、あたしはドアを開けて、外の世界へと飛び出す。
お礼を伝えようと、貞永の方を向いた時だった。
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