秘密の★オトナのお勉強②



すっかり茅の外となったあたしと貞永の意見は、見事に一致。


冬馬はまだしも、ツンデレ蘭の態度が分かり安すぎる。


蘭を馴れさせるにはどうしたらいいんだろう…と考え出そうとしたあたしの脳を、ひとつの記憶が制御した。




「あ!忘れてた…っ!」



「どうした?」



「小西さんからさっき呼び出されたのよ。貞永も連れて、今からハッピードリームに来いって」



「今から…?」




貞永もあたしと同じように、急な呼び出しに戸惑っている様子。




「あたしもよく分からないんだけど、とりあえず今からあっちに向かうよ」



「ん…分かった」




何かを考え込むようにして腕組みをする貞永を無理矢理引っ張ると、未だに幸せオーラを漂わせている冬馬と蘭に挨拶をして、足早に撮影現場を去った。




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